2018年4月に富士山の麓、河口湖にオープンしたホステルです。ゆったりと旅を楽しんでいただけるよう、築50年の民家をリノベーションしました。落ち着いた和モダンの空間と日本庭園、そして客室やリビングから庭園越しに見える雄大な富士山が自慢です。ここは、街の中心から離れているため、旅の疲れをゆっくり癒し、静かに過ごすことができます。何もないのが取り柄です。なによりも、ゲストがゆっくりくつろげるよう⼼を込めた宿泊施設です。
ホステルとは?
日本であまりなじみがありませんが、海外では一般的な宿泊施設です。もともと若い旅人が旅を続けらるために作られた、安価で利用できる宿泊施設です。日本のホテルや旅館のように食事に舌鼓を打ったり、宴会をして騒いだりすることが目的ではなく、どちらかというと休息的な感じです。
大きな違いは2つです。
その1.ホステルの客室はドミトリールームと呼ばれる相部屋が中心です。多くの場合は2段ベッドが並んだ相部屋となります。つまり知らない人同士が同じ部屋に宿泊します。その代わり安価に宿泊することができます。季節によっても異なりますが当ホステルでは1泊3,500〜5,000円ぐらいが多いです。合宿のようでちょっと面白いです。当ホステルには男女共用の12人が利用するドミトリールームがありますが、壁とカーテンで仕切られプライベートは確保できるよう配慮しています。また2〜6人で利用できる和室の個室も用意しておりますので、不安な方は個室をどうぞ。
その2.部屋にバス・トイレはなく、多くの場合シャワーやトイレが共用となります。また食事がつかないことが多く、自炊するための共用のキッチンやリビングルームが用意されています。そのため食事や旅の計画を練るために、みんなリビングルームに集まってきます。そこで旅の情報交換などの交流が始まります。生まれ育った国は様々でも、日本を旅をしていることは共通なので話題には事欠きません。自然と様々な情報交換と友情が生まれます。これがホステルの醍醐味でもあります。
ホステルは欧米で一般的なため、宿泊客は欧米系外国人が多いです。共用スペースも多いことからホテルや旅館よりも、少しお互いの気遣いやマナーが大切です。異文化交流や英語に興味がある人はそれだけでも宿泊の目的になりますよ。(宴会目的は残念ながらお断りさせていただいております。)